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スイス鉄道紀行(10)思い出のシーニゲプラッテ鉄道 SPB

解説文

a インターラーケン東駅:初めてスイスの鉄道を体験 b 隣駅のヴィルダースウィルで降りて列車を見送った。

c SPBの可愛い客車 d 行き交いは楽しい e 山頂レストランで下りを撮影

山頂のシーニゲプラッテ駅至近にあるレストランで昼食を摂った後に、開園前のシーニゲプラッテ高山植物園ゾーンを散策:植物園から外れる散策路でも高山植物が咲き乱れていた。

下りは、願っていたトロッコ風の開放車両だった。一層、環境に親しむことが出来てご満悦!
2005年6月1日(水):初めてスイスを訪れて、初めての自由旅を堪能することができました。

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2回目のシーニゲプラッテ鉄道体験は2017年10月1日()でした。

樹木と窓枠の傾き:全線ラックレイルで登るシーニゲプラッテ鉄道:秋らしい車窓を堪能 (上)​。

下る列車との行き交いは、楽しく撮影をし続けます。

雲が湧いている・・・ 低い場所は雲海のようになっている・・・。 願いは山頂近くでは南側の雲が晴れ、アイガー、メンヒ、ユングフラウのベルナーオーバーラント三山が眺められること!

山頂界隈の岩山が見える! が、ガスがかかって青空が失せている・・・。眼下にはくの字を呈したトゥーン湖の全容が見えている。くの字の凹部にあるニーダーホルン山頂が雲で覆われている。右手前のインターラーケンの街は見える。要するに、雲・ガスがどう拡がるか・・・。

北側は青空:順光で美しい。が、三山が見える南側はガスに覆われて・・・。山頂駅会話も白い世界でした。基本は晴天なのですが、ガスに覆われたら、山頂からの景色はトホホです。

a 乗って来た列車が下ります。 b 下る列車を見送ります。c 白い世界を降りていく車両 

d 少し登り、山頂駅界隈を振り返り撮影:この時点ではガスが晴れて、青空ば戻っています。

基本は単線のシーニゲプラッテ鉄道です。待避線に停車中、登山電車が登って来ました。飽きることなく楽しみ続ける列車の行き交いシーンです。

(10) 解説文

スイス鉄道紀行(10):思い出のシーニゲプラッテ鉄道 SPB

 スイスの初体験は、2005年6月1日・2日で、ドイツで3泊した後、夕暮れ時にインターラーケンに到着。オスト駅至近の老舗☆☆☆☆ホテル(Hotel Interlaken)に連泊で、自室に入った後、ホテルレストランでの夕食後はすっかり暗くなっていました。翌日、6月1日は全日自由行動で、おかげさまで好天に恵まれました。
 恒例・定番的に、一人で早朝散歩!Höhematteヘーエマッテ公園の正面(南側)にJungfrauユングフラウ4158mと白く輝く端麗なSilberhornシルバーホルン3695mが見えたことに感動!自室に戻り、妻を起こして、二人での早朝散歩は懐かしい結婚30周年記念の一コマいなりました。
 朝食後、徒歩至近のケーブルカー駅からHarder Kulmハーダークルム1322mに登り、三山を眺めた後、オスト駅で、初めて鉄道に乗車!BOB (Berner overland Bahn)に発車後わずか1区間・4分の乗車でしたが、懐かしい限りです。隣駅はSchynige Platte Bahn( SPB)シーニゲプラッテ鉄道 の起点駅Wilderswilヴィルダースヴィル586mです。今日、同駅は駅舎側の線路が閉鎖され、昇降は一面のみで分かり易く、かつ、安全になりましたが、当時は、インターラーケン発・着で2面のホームでした。分かり辛く、かつ、不慣れ故に危険を感じたことを思い出します。今日、次の駅Zweilütschinenまでの区間で複線化工事が完了したことで、Wilderswil駅のホームが一面化されたのですネ。
 駅舎の向こう側にSPBの乗車用ホームがあります。ナローゲージで、小型客車のSPBは当然、速度も遅く、かつ、窓が開くので、楽しい車窓を堪能できます。
2005年当時、“ハイキング、トレッキング”を売りとしたツアー企画は目に留まりませんでした。今日、SPBで登ったら、Alpengarten Schynige Platteシーニゲプラッテ高山植物園1967mがあることと、難易度と所要時間が及第点のルートがあることから、パンフレットで目にすることが増えました。
 2005年6月1日(水)は未だ開演前(シーズン前)でしたが、この年は連日気温が高い快晴が続いていたこともあり、出国前には天候が崩れることを懸念していました。が、幸い杞憂に終わり、スイスに入った前泊午後から2泊した後、チューリヒ空港からの離陸するまでの間、好天に恵まれました。
 今となれば、最初にHarder Kulmハーダークルムに Interlaken HarderbahnのFunicularフニクラー(=ケーブルカー)で行かずに、シーニゲプラッテに絞った方が良かったのかも知れません。つまり、ハーダークルムから降りた後にシーニゲプラッテに上がったことで、山頂到着は13時半を過ぎていました。このことで、ハーダークルムでは眺めることが出来た三山の雄姿が揃わず、雲に隠されることが再々でした。


 シーニゲプラッテを再訪した2017年10月1日は、トラベルパスが適用になっていました。つまり、追加料金なしで、乗れたのです。
[付:2018年7月は従来通りの半額の追加料金]
 再訪したこの日の天気予報では雨天覚悟でしたが、幸い、青空もあり、秋のシーニゲプラッテを初体験することが出来ました。
 残念ながら、三山はガスに覆われ、眺めることが出来ず“散々”でした。とは言え、雨に合うこともなく、車窓から秋色を堪能できたことに感謝至極です。
 高山植物を愛好する彼女たちと訪れる際は、雲が湧き始める朝一番の登山電車に乗って攻めることにしましょう。
 念願の一つ、山頂界隈のトレイルを、2時間弱を確保して、ゆっくりと堪能することも!
 さて、来年7月下旬のその時は・・・

[2018/9/12 記]

喜寿の頃は、果たして・・・

どうしていましょうか・・・

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