スイス悠々
座席に座らず、先頭に立つと楽しみ倍増!の自己評は鉄道ファンならでは・・・
①退避線に進みます。②船なら水先案内人の彼女は車掌でもあり、見守ります。
湖畔のVitznau行の赤い電車の運転台横に経ちました。①②青い電車が降ります。
③Rigi Kulm山頂駅の隣Rigi Staffel駅で分かれます。④⑤Arth-Goldauへと下る。
湖畔のVitznau行の赤い電車:唯一の橋を通過する先行車両。湖畔へと降ります。
Vitznauが見えてきました。湖畔に向かう赤い電車:接続するLuzern行の観光船
Vitznauから登る赤い電車:下は白! 秋の待避線での待機中の撮影も楽しい。
F: Finsteraarhorn 4274m ベルナーオーバーラント地方の最高峰
S: Schreckhorn 4078m W: Wetterhorn 3701m 3692m お天気山
M: Mönch 4099m 4107m E: Eiger 3970m J: Jungfrau 4158m
(4)始まりのリギ登山鉄道
スイス旅行は、高価であるなどで、現実感がなかった。2011年5月に単独でロンドン、2012年5月以降ウィーンも自主設計・企画で生涯研修的旅行が達成され始めてから、トラベルパスを活用したスイスへの夢が形になってきた。
2015年を契機に、2018年まで4年連続、毎年、8日間のトラベルパスを用いた、天気予報を見ながらの旅行が実現している事実に対し、それまでの自身の生き様・能力からして、超想定外の実績に感謝至極の日々です。
来年、2019年も7連泊するホテルと鳥取発着の航空機の手配が済んでいる。友人の彼女と妻の計三人でのスイスは初体験となる。伴う彼女は西欧・スイスは初体験!
となれば、欠かせないのがリギ登山鉄道で上がるリギ山!
自身、スイスが現実的になるまで、即ち、トラベルパスを用いた企画設計をするまで、知らない地だった。
スイスの山のイメージは標高が高く、氷河・・・だが、リギ山は鳥取県の象徴である大山 (Daisen 1729m)並の標高1797mであり、当初は関心が低かった。
が、周囲に高い山がない独立峰的な地勢と、何よりも、西欧における記念地的な山であると知ったことで、かつ、トラベルパスの適用区間でもあり、関心が高まった。
トラベルパスは、列車、バスや船が適用範囲であり、つまり、追加料金を必要としない。が、登山鉄道やロープウェイは例外を除いて、半額の追加料金が付加される。
が、リギ山頂に上がる3つのルートは、全て(毎年!)トラベルパスの適用になっている。
嬉しいのは、通称ルツェルン湖畔のWeggisヴェッギスで下船し、ロープウェイでRigi Kaltbadに上がり、至近駅から赤い登山電車に乗るコース!(注♪)
山頂駅一つ手前のRigi Staffelリギ・シュタッフェルで下車し、山頂まで、下界を眺めつつ歩くのも良し、ないし、時間・天候・体力により山頂駅まで乗るのも良し。山頂駅から山頂までは30mほどの標高差で、Rigi Staffelからは約120mの登りです。
自身、海・湖・川に関心が高く、山中を走行する青い登山電車よりは、ほぼ全区間で湖を眺めつつ、かつ、天候に恵まれたら、手前のピラトゥス山塊や、アイガー、メンヒ、ユングフラウのベルナーオーバーラント三山などの高山を遠望しながらの下りになるのも嬉しい限りです。名山を眺めながらの“下り”は、赤い登山電車の運転台至近の最前に発つが所以です。
本稿の標題「始まりの登山鉄道」は、トラベルパスを活かしたスイス旅行において、欠かせない訪問地であることにと、1871年開通、西欧最古の(Vitznau~Rigi Kulm間の赤い)登山電車であることからです。
♪:難点は、速やかに下船の後、700m強、標高差50mを15分でセッセと汗をかいて歩き続けること・・・。これが困難な場合は、Weggisで下船をせず、Vitznauで下船し、湖畔から赤い登山電車に乗ります。
なお、Arth-GoldauとRigi-Kulm山頂駅を結ぶ青い登山電車は自身、未体験です。
[2018/8/15 記]
喜寿の頃は、果たして・・・
どうしていましょうか・・・