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スイス鉄道紀行(12)ボーデン湖畔~ライン河畔

下記組写真は、スイス連邦鉄道 SBB の Online timetable.にチューリヒ中央駅 Zürich HB 発 10:00、行き先をシュテックボルン Steckborn とし、ロマンスホルン Romanshorn 経由での検索結果 | S8 車内

SBB で検索すると、路程の概略図も表示できるのでありがたい。(上記は、アレンジしてあります。)なお、SBBはドイツ語、CFF フランス語、FFS イタリア語で、スイス連邦鉄道(≒スイス国鉄)の車両には3か国語で示されています。

今回、近郊電車で下車したのは、シュテックボルン駅からライン河畔にある桟橋まで歩き、ここからライン川下りの観光船に終着のシャフハウゼンまで乗船するためです。乗車した S8 も Schaffhausen 行です。

せっかくの機会なので、チューリヒ中央駅で撮った写真も記念に・・・ IC 8 が 地下ホーム33に 入線↓

「ライン滝に行きたい」と言う彼女の願いを適えるべく、チューリヒ中央駅から徒歩範囲内の旧市街で前泊しました。
連泊するホテルはベルナーオーバーラント地方のシュピーツ駅至近。一方、ライン滝はスイスの北東端、ドイツとの国境近くにあり、ベルナーオーバーラント地方からすれば、辺境の地に位置します。
結果、チューリヒで前泊し、チェックアウト後、スーツケースをホテルに預けての全日企画としたのです。
スイスの山中に端を発し、ボーデン湖を介して、ローレライ界隈のライン川観光船で著名な国際河川であるライン川にあって、唯一、船舶の航行を妨げているのがライン滝です。
ライン滝のみの観光では時間を持て余します。で、検討した結果、“スイスのライン川観光船”を組み合わせることにしました。
さらに、稀有な機会なので、スイスとドイツ、オーストリアとの国境となるボーデン湖の東南部、オーストリア国境地帯でライン川が流れ込み、かつ、西南端ではドイツのコンスタンツ市内から再びライン川が出て、さらに、スイスとの国境を保ちながら西へと流れるライン川である地勢を活かした企画としたのです。


ボーデン湖畔の中央南部地に位置するスイスのロマンスホルンへ、チューリヒ中央駅から特急で移動し、近郊電車(各駅停車の普通電車)に乗り換えて、ボーデン湖の南湖畔を西へと走り、さらに、ライン川沿いにシュテックボルンまで車窓を楽しみました。
なお、2019年7月は、足休め・紫外線休め企画で(本来は雨天時の予備企画であった)ライン川の源流地帯を列車車窓から眺め、ライン渓谷も体験したこともあり、結果として、スイスの多様なライン川を体験することになったのです。


この機会、2019年7月は、女性二人を伴う催行であり、鳥取空港発着、羽田国際線ターミナルからフランクフルトを経由し、往路チューリヒ、復路ジュネーブを選択しました。
チューリヒ中央駅を10:05に発ち、空港駅とヴィンタートゥールを経由して、終着のボーデン湖畔の主要都市、終着のロマンスホルンで下車し、近郊電車(冒頭写真)に乗り換えました。

​勿論、初体験の地であり、ロマンスホルン駅がボーデン湖畔に接していることが写真でも分かりましょう。

ロマンスホルン駅を発って間もなくから心和む車窓に魅せられました。

ボーデン湖畔をサイクリングする、きっと家族・・・ いいなぁ~の感慨を抱きました。

ボーデン湖畔から離れると、そこはドイツ領コンスタンツ市で、市内を南北に分断する形で、ライン川となります。

​そして、再び、大きなライン川が車窓に見えると手前・南側がスイスで、川向うはドイツ・・・

この界隈、川と呼称するにはあまりにも広く湖の感覚を抱きました。同時に、ヨットやボートの多さに驚嘆!

そして、ヨットも・・・ 夏休みシーズンに入った土曜日の昼前であったこともありましょうが・・・

ライン川沿いの車窓・・・ 南側も心惹かれる環境が・・・ 1枚のみ記念に up しました。当初の予報は、曇りで多少の降雨もあり得るはずでしたが、幸いなことに青空が広がってきました。

12:01 間もなく、下車する Steckborn シュテックボルンに到着します。

on time ダイヤ通りの運行で、小さな駅に着きました。湖畔の桟橋までの位置関係はオツムに入力済です。

ボーデン湖畔からライン河畔に入り、シュテックボルンで下車するまでの地理も確認しておきます。

Steckborn で下車したら、桟橋まで歩き、観光船に乗ります。観光船が航行する概要図も記念に : 乗船した航路の起点は Kreuzlingen クロイツリンゲンで、チューリヒを早く発ち、ここからの乗船も可能でしたが、彼女がゆっくりと出発するコース選択をしたことで、途中の Steckborn シュテックボルンからの乗船としました。ライン滝に阻まれる航行の終着は Schaffhausen シャーフハウゼンで、2時間余の船旅を満喫しました。

この日のコースは全て、スイストラベルパスの適用区間であり、追加料金なしの催行でした。

“スイスの”ライン川観光船がシュテックボルンの桟橋に着きます。船名 SCHAFFHAUSEN は観光船の終着地:界隈の中心都市です。

​さぁ、実はこれからがこの日のメインとなる船上からの2時間余・・・

​とても楽しみでしたし、結果は想像以上に秀逸でした。

なお、この日のアレンジは“・・・の歩き方”に紹介がないスペシャル企画でしたよ~♪

喜寿の頃は、果たして・・・

どうしていましょうか・・・

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